介護伝送請求を行う際に、「なぜかうまく送れない」「伝送エラーが出る」といったトラブルが発生することがあります。特に、国保連への伝送処理はシステム環境に大きく依存しており、環境設定や必要なモジュールが正しく導入されていないと、正常に動作しないケースがあります。

そこで今回は、介護伝送時にトラブルが発生した際、まず確認していただきたいポイントを「チェックリスト形式」でまとめました。突然のエラーに慌てる前に、ぜひ以下の項目をご確認ください。


伝送トラブルチェックリスト

  1. 統合インストーラを再インストールする

    伝送システムに必要な複数のモジュールを一括でインストールできる「統合インストーラ」は、最初に正しく実行することが重要です。インストールが不完全だと、送信時のエラーやファイル不具合が発生する可能性があります。

    統合インストーラには複数のモジュールが含まれており、お使いのセキュリティソフトによっては一部がブロックされ、正常にインストールできない場合があります。その場合は、一時的にセキュリティソフトを無効化し、統合インストーラを再実行してください。

    ※インストール完了後は、セキュリティソフトを必ず再度有効化してください。

    統合インストーラが正しくインストールされたかは、以下の2~4の3点を確認してください。


  2. 伝送請求APIライブラリがインストールされているか


  3. 署名・復号ツール(介護)がインストールされているか


  4. Microsoft Visual C++ 2015-2022 Redistributable(x86) がインストールされているか

    ※一番多いパターンです。



    個別のインストールは以下のリンクよりご確認下さい。

    電子請求受付システム_統合インストーラ_エラー対処方法.pdf


  5. 有効期限内の電子証明書が正しくインポートされているか


  6. 【電子証明書の確認方法】







上記のチェック項目を確認しても問題が解消しない場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

どうしても介護電子請求の伝送ができない(エラーが出て失敗する)場合の対処法



まとめ

介護伝送のトラブルは、環境不備によって発生することが多いです。

「伝送がうまくいかない…」と感じたときは、まずこのチェックリストをもとに、環境や設定を一つずつ丁寧に見直してみてください。多くの場合、問題の原因が明確になり、スムーズに解決へとつながります。



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