
出典:
厚生労働省「介護保険最新情報 Vol.1479」
掲載日:令和8年3月13日
介護のお仕事、お給料がもっとアップする仕組みが始まります!
介護の現場で働く人たちの応援をするために、国が新しいルールを決めました。令和8年度(2026年度)から、介護のお仕事をしている人たちのお給料をさらに上げるための「加算(プラスでもらえるお金)」の内容がパワーアップします。
これまでよりも対象となる人が増えたり、仕事の効率を上げる工夫をしている事業所にはさらにお金が加算されたりします。中学生の皆さんにもわかりやすく、そのポイントを解説します!
1. 誰のお給料が上がるの?対象がぐっと広がりました
これまでは「介護職員」という、直接お年寄りのお世話をする人が主な対象でした。しかし、新しいルールでは「介護従事者」として、もっと広い範囲の人たちのお給料が上がるようになります。
例えば、お家に訪問して看護をする人や、リハビリのお手伝いをする人、ケアプランを作るケアマネジャーさんなども、このお給料アップの仕組みに参加できるようになりました。介護に関わるみんなを応援する仕組みに変わったのです。
2. お給料はどのくらい増えるの?
今回の見直しでは、多くの介護スタッフに対して、月々およそ1万円(3.3%)くらいの賃上げを目指しています。さらに、後で説明する「新しい工夫」を取り入れている事業所では、追加で月7,000円くらいプラスされることもあります。
定期的な昇給(毎年お給料が上がること)も合わせると、最大で月に1.9万円くらいお給料が増える計算になります。介護のお仕事が、他の仕事と同じくらい魅力的なものになるように工夫されています。
3. 「生産性向上」でさらにプラス!
「生産性向上」とは、最新の機械やタブレットを使って事務作業を楽にしたり、ロボットを使って体の負担を減らしたりして、より良いサービスを効率的に提供することです。
例えば、以下のような取り組みをしている事業所は、お給料アップのための加算がさらに多くもらえます。
・タブレットやスマートフォンでお世話の記録を共有する
・見守りロボットやインカム(無線機)を使って連絡をスムーズにする
・事務作業を自動化するシステムを導入する
こうした工夫で、スタッフが余裕を持ってお年寄りと向き合える環境を作っているところが評価されます。
4. 働きやすい職場づくりのルール
お金を配るだけでなく、「長く安心して働ける職場」であるための条件も決められています。
・研修を受けさせて、スキルアップを応援する
・経験や資格に合わせて、きちんとお給料が上がる仕組みを作る
・子育てや介護と仕事を両立できる環境を整える
・腰を痛めないような介護技術を学ぶ機会を作る
このように、お給料だけでなく「働きやすさ」もセットで改善していくのがこの新しい仕組みの特徴です。
まとめ
介護のお仕事は、これからのお休み社会に欠かせない、とても大切でかっこいい仕事です。国は、この仕事を選ぶ人たちがしっかりとお金をもらえて、最新の技術を使いながら楽しく働き続けられるように、こうした新しいルールを作りました。
令和8年度から始まるこの取り組みで、介護の現場がもっと明るく、元気な場所になっていくことが期待されています!