弊社エンビアールをご利用中のお客様から「先月までは遅れたのに、エラーが出て突然送れなくなった」との連絡があり対応しました。
いつもどおりファイルを選択し送信ボタンを押すと出たAPI側からのエラーは以下でした。
(システムエラー) 特定できないエラーです。 システムを再起動しても現象が解消されない場合は、請求ソフトのヘルプデスクにご連絡ください。 エラーログの出力先は「C:Program Files (x86)kaigoDensoSeikyuAPIDS.log」です。 (システムエラー内容) 指定ファイルの3DESエン/デコード処理に失敗しました。 指定データの3DESエン/デコード処理に失敗しました。 交換用暗号化キーの生成に失敗しました。 18210:S1CLM210(CryptGenKey,5)
「特定できないエラーです。」ということで弊社ブログ記事にもある対応をしましたがうまくいきません。そもそも今回は(システムエラー内容)が違います。
ウィルス対策ソフトが原因かと思い、お客様のソフトは「Noton」だったのですが、ファイヤーウォール設定では「エンビアール」は許可となっていました。。
再度お客様に送信してもらうと、Notonが「脅威を遮断しました」という通知ダイアログを出したのでダイアログ内の詳細をクリックし確認したところ「データプロテクトは〇〇.exeによる疑わしい処理を遮断しました」と記されています。
Nortonのデータプロテクトが遮断している事が判明しましたので、データプロテクトの設定を変更しました。お客様の環境を変えることもできませんでしたので一旦データプロテクトを「OFF」「15分間」に設定し一時的にOFFにし送信したところうまくいきました。
データプロテクトについての諸々の設定は以下のリンクより確認ください。
今回サポートした事業所様のエラーは、システム会社が環境を変えた際にNortonの設定も変えた為発生したものでした。伝送ソフトに限らず今まで問題なく作動していたアプリがエラーを出す場合、環境が変わらなかったかまずは確認し、環境を変えた人、または会社に減少を報告するのがよいと思います。それでもダメな場合はソフトのベンダーへ問い合わせる事になると思います。
また、Nortonのデータプロテクト設定が、「通知をする」設定になっおり、通知ポップアップが表示されたので解決が早かったです。「通知をする」に設定することをおすすめします。
弊社伝送ソフトは月額500円で利用できます。気に入らない場合は使用を中止しても以前のソフトをそのまま利用できます。サポートさせて頂きますので是非一度お試し下さい。